3大楽曲の再生と調和 古典雅楽器と近現代クラシックのX’mas

コロナ禍で音楽会などの文化活動が難しい中、少し落ち着いた頃にブンカムラで開催されたクリスマスコンサートの宣伝ビジュアルをデザインさせていただきました。

主催者の、文化活動を再生したいという思いを受け、「再生」「更新」「共存・調和」「クリスマス」をキーワードに設定し、クリスマス当日に生の音楽コンサートを聴きたい、という音楽好きな人をお客さんに想定してデザインしました。

コンサートホールという閉じた空間で音楽を楽しむことや、暗闇からの再生のイメージで背景は黒にし、わかりやすく明快にクリスマスカラーでまとめました。

音楽、文化の上昇とコンサートで気分も上がって欲しいというイメージで、メイン出演者3名と管弦楽団で三角のクリスマスツリーを作り、「再生ボタン」に引っ掛けた横向きの三角は、音楽や文化がまた再生(PLAY)されるといいなという願いも込めています。

さらに象徴的な一言が欲しいと思い「音楽、文化の再生を祈って。」という一文を入れました。

このビジュアルデザインが後押しして、国の支援金の審査が決まったとご連絡いただいたり、大好きなバンド「くるり」の岸田繁氏作曲の交響曲が演奏されたため、くるりの公式アカウントがSNSでこのビジュアルを発信してくれたりするなど、個人的にもとても嬉しいことがあったお仕事になりました。

主催:有限会社工企画

3大楽曲の再生と調和
クリスマスコンサートチラシ表面
3大楽曲の再生と調和
クリスマスコンサートチラシ裏面