しんどかったときに力になってくれた本「それでいい。:自分を認めてラクになる対人関係入門」を紹介します

それでいい書影イラスト

「ネガティブ思考な自分をどうにかしたい」「誰かと比べて、自分を責める言葉が頭の中をぐるぐるしてしまう」

以前の僕はそんな悩みを強く持っていました。

そんな気持ちを緩めてくれた本について、出会ってから数年経ちましたが、感謝を込めて紹介したいと思います。


『それでいい。:自分を認めてラクになる対人関係入門』

「ツレがウツになりまして」の漫画家・細川貂々さんと、精神科医の水島広子さんによる共著です。


ほとんどのページが漫画で、お悩み相談形式なので、スススッと頭に入ります。

文字を読むのが苦手な人や、文字を読むのがしんどいときでも読みやすいです。

内容を一言で言うと、

「自分否定してしまうこと自体を「それでいい」と肯定してくれる本」です。

仕事や環境が自分のキャパを超えて、うまく対応できない自分を「こんなこともできない自分なんて」と追い詰めていたときに書店で手にしました。

この本のおすすめポイントを3つ簡単に紹介します

1 細川貂々さんに共感しながら読むことができる

「私は自分を認めるなんて絶対にムリっ」という細川貂々さんの言葉で本は始まります。「ネガティブ思考クイーン」を自称する細川貂々さんが、精神科医の水島先生と対話する形で話が進んでいくので、「そうそう」と自分の悩みと照らし合わせて読むことができ、どう対処すればいいか教えてもらえます。

2 「明るい人にならないといけない」と思わなくて済むようになる

精神的に追い詰められると、明るくてポジティブな人が羨ましくなって、「ネガティブな自分は何をしてもダメだ。ダメ人間だ!」と考えてしまう。そう思ってしまう自分をさらに責めてしまう。でも水島先生は「そうやってネガティブに生きてきたんだからそれでいい」と、それが当然のことだから責めなくていいとアドバイスしてくれます。

3 ネガティブな自分も「それでいいのかも」と少し思える

この本の最後は、細川貂々さんの「自分のことを少しずつでも認められるようになりたい」という言葉で終わります。現実問題として思考の癖はすぐにはなくならない。でも明るい方を向いてもいい、向けるかも、と思わせてくれます。

「なんでこんなに自分を責めてしまうのだろう?」と悩んでいた時に強い味方になってくれた本で、とても助けられたので、同じような悩みを抱えた方におすすめしたくて紹介してみました。

余白が多い漫画で疲れた頭でも読みやすいので、今でもたまに自己否定が出てきたときに、スマホでサササッと読み返して癒されています。

「無理にポジティブになろうとしなくても大丈夫」「ネガティブなままで大丈夫」「それでいい」そう自分に一声かけてみるだけでも少し気持ちが緩むと思うので試してみてください!

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