第117回 南大塚ホール落語会[出張編]東西落語交流【二人会】ビジュアルデザイン
「南大塚ホール落語会」は豊島区南大塚で地域の皆さんに愛されながら、ずっと続いている落語会です。前回に引き続き、第117回も、会場の南大塚ホールが改装中により[出張編]として、池袋の「あうるすぽっと」にて定員を増やして行われます。
今回は、「東西交流」をテーマに、上方落語より「最もパワフルな若手イノベーター」といわれる笑福亭たまさんと、江戸落語より、立川流40年にして初めて誕生した女性落語家で2023(令和5)年に真打昇進を果たした立川小春志さんを迎える二人会。どのような化学反応が起こるか出張編だからこそできる、革新的な会としたいとスタッフの方も楽しみにされていました。
デザインするにあたり、前回同様、
●「南大塚ホール落語会」の常連さんと、少し尖った落語会にも行く人のどちらにも興味を持ってもらえるようにしたい
● 今までの「南大塚ホール落語会」と別物には見えないようにしたい
などの要望を考慮しつつ、
● 勢いあるお二人を意識したインパクトのある画面
● 「化学反応」「どうなるのかわからないワクワク」を意識
● 前回の落語会チラシとの連動性
● 地域落語会の親しみやすさと、あうるすぽっとのアート性を両立
ことを念頭に置いてラフを提案させていただき、お二人を西と東に左右にレイアウトした「東西」が明快なデザイン案を選んでいただきました。色は赤と青に分け、インパクトと明快さを出しました。背景色は開催時期を踏まえて、赤と青を引き立たせる明るい水色にしました。
担当者の方からは、「打合せで伝えたいポイントがクリアになった」「数多くの落語会のチラシが並んでいる中でも目を引くものになった」「色々な場所で配っていこうというモチベーションも高まっています」と大変ありがたい感想をいただくことができました。
また、今回はSNS等で使用するweb用バナーのデザインも担当させていただきました。
今回もとても楽しみな落語会です。
落語ファンの方もきっと新鮮な感動があると思います。
前回同様僕も観覧させていただく予定ですし、多くの方にお越しいただけると宣伝デザインを担当した者としてもとても嬉しいです。