「自分らしく生きる」ためにできる3つのコツ

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先日「自分らしく生きることを諦めない講演会」を拝聴しました。

※↑画像はLPのトップ画像です

この講演会の中で個人的に特に印象に残った話を3つ、「自分らしく生きるためにできる3つのコツ」と題し、書いてみたいと思います。

講演会を聞くにあたって期待していたのは

●勇気を出すためにはどうすればいいのか?

●自分らしく生きるためにはどうすればいいのか?

のヒントを得ることでした。

スピーカーは小澤綾子さんと大澤裕子さん。

ファシリテーションはベストセラーの著者でもある今井孝さんです。

下記、スピーカーお二人のプロフィールです。

小澤綾子さん

20歳のときに進行性の難病である筋ジストロフィーと診断されました。「10年後には車椅子、その先は寝たきり」と医師から告げられ、人生のどん底に落ちたそうです。しかし、元気でいられる時間が限られているなら、今を全力で楽しく生きていこうと決められ、「筋ジスと闘い歌う」と掲げ、イベント、学校、病院、老人ホームなどで講演ライブを行い、2020東京パラリンピック閉会式にも出演。2025年関西・大阪万博テーマソングを歌うバンド「ゆるミュージックほぼオールスターズ」にも参加されています。先日、出産もされ、筋ジストロフィーでの出産は世界でもおそらく初だそうです。

大澤裕子さん

先天性心疾患児の娘さんの闘病生活の経験から、退院後の切れ目ない支援と、支える家族や兄弟児の支援の必要性を感じ、非営利団体を立ち上げられました。お金と時間の心配を抱えるご家族を、起業支援事業を通して応援されています。地域、家族、福祉、教育、医療の連携でこども達を支えることができないか模索し、プロジェクトを発案して仲間とともに活動する傍ら、講演、執筆活動を行われています。

「自分らしく生きる」ためにできる3つのコツ

コツ 1

したいことを口に出し、一つでもいいから小さな一歩を踏み出す

小澤さんは病気を診断された後、なんのために生きていけばいいのか分からず、「夢」という言葉にアレルギー反応があったそうです。

そんな状況を変えたのが、病院の先生の激励と、小澤さんと同じ病気を抱えながらも、「やりたいことがたくさんあって時間が足りない」と前向きに語る方との出会いだったそうです。その方は作詞作曲をされており、「歌ってよ!一緒にやろう!」と誘ってくれ、「私にもできること、やりたいことが見つかった!」と小澤さんに思わせてくれました。小澤さんは長い目で見ていましたが、その方が亡くなってしまい、「私は何をやっていたんだろう」「人生は今しかない!」と目が覚めたそうです。

そこから「本当にしたいことは何だろう?」と自分に問いかけ、とにかくなんでもいいから動いてみようと、病気を公表し、会社の人に声をかけてバンドを組み、動き出しました。そうすると次第に楽しいことが起こり始め、病気で諦めていた「就職、結婚、出産」も仲間やチームに助けられながら、全て実現。

「私には人に恵まれる力があった」と小澤さんは言います。その力をつけるためには、夢を口に出し、知り合いに伝え、有言することで、信じてくれる仲間ができ、その人たちの応援によって自分らしく生きられるようになったそうです。

有言実行とはよく言いますが、「自分らしく生きる」手段として出てきたのは面白いと思いました。

「したいことを口に出し、一つでもいいから小さな一歩を踏み出す」

コツ 2

うまくいかないことは前提

(どこに目を向けるかは自分で選べる)

とにかく動くことは大事ですが、同時に「うまくいかない」ことを忘れないことも大切。人生はそんなに思い通りにはいかないので、乗り越えた壁の次にすぐに壁があります。それは前提です。

それでもくじけないためには、原体験などの動機があることが大きいそうです。小さい頃のつらい思い出があるから、自分のような思いをしている子どものためにも諦めない。そういう大きな目標を忘れずにいる。

大澤裕子さんも、「できることとできないことがあるのは人として当然のこと。同じ物事でも、どこに目を向けるかが大事だし、できないことも、じゃあどうすればできるのか?と工夫することにつながり、その工夫が誰かを助けることにつながる」とお話しされていました。

そうやって「自分が選んできた」と実感しながら生きていくことが、自分らしく生きることにつながるそうです。

「うまくいかないことは前提(どこに目を向けるかは自分で選べる)」

コツ 3

やりたいことでも疲れることはあるのも前提

「したいことをしているはずなのに、疲れてしまうなんて。これは本当にやりたいことではないのかもしれない?もっと違う何かがあるのかも?」と疑心暗鬼になってしまうこと、僕にはよくあります。疲れてしまったりやる気が出ないと、「そもそもこれを僕はやりたいのだろうか?本当の本当のところではやりたくないから動けないんじゃないか?」とネガティブに考えてしまいます。

ですので、「やりたいことでも疲れることはある」という言葉には救われました。疲れてやる気が出ない、モチベーションが上がらない自分を責めなくてもいいんだと思えました。

疲れるのは前提。であれば、どうしたらいいのか?

お二人は、

「オンとオフをきっちり分けて、できない時はしっかり休む」

「どうせ疲れるのだから、その前提でスケジュールにリフレッシュの予定を入れておく」

ということをされているそうです。

また、モチベーションを保つための方法として、「一人でやらずに、誰かを巻き込んで、仲間を増やして進めていく」という方法もお話ししてくださいました。

「やりたいことでも疲れることはあるのも前提」


自分らしく生きるためにできる3つのコツまとめ

コツ 1

したいことを口に出し、一つでもいいから小さな一歩を踏み出す

コツ 2

うまくいかないことは前提(どこに目を向けるかは自分で選べる)

コツ 3

やりたいことでも疲れることはあるのも前提


やってみたいことを思い描き、それを信頼できる誰かに伝えてみる。うまくいかないことは前提で、疲れてやる気が出なくなることも前提だから、それを踏まえてスケジュールを立てておく。そうすることが自分らしい生き方につながる。

今回のお話を聞いて、僕が今していることは間違ってない、ゆっくりではあるし、休んでしまうことも多いけれども、このままワクワクする方に進んでいけばきっと大丈夫だと思うことができました。

心配性な僕の背中を押してくれる、勇気をくれる3つの言葉をピックアップして書いてみました。

この記事が読んでくださったあなたのお役に立てれば嬉しいです。